同感
寺田寅彦の随筆を読んでいたら、
いわゆる輿論とか衆議の結果というようなものが実際に多数の意見を代表するかどうか疑わしい場合がはなはだ多いように思う。それから、志士や学者が言っているような「民衆」というような人間は探してみると存外容易に見つからない。飢えに泣いているはずの細民がどうかすると初鰹魚を食って太平楽を並べていたり、縁日で盆栽をひやかしている。
はなはだ同感である。
別のところには、発表されて間もない頃のアインシュタインの相対性理論などについての物理学者としての言及があり(このことを書いた随筆は大正時代に書かれている)、たまたまEテレの『三か月でマスターするアインシュタイン』(毎週水曜日)という番組を楽しんでいるところなので、面白く感じた。もちろん私には「マスター」するのは無理だが、ささやかに楽しむくらいは出来る。
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こんにちは
よくサヨクの方々がおっしゃっている「市民」という言葉にも、そういう臭いがありますね。
彼らのいう「市民」とは一体どういうものなのでしょうか・・・?
では、
shinzei拝
投稿: shinzei | 2025年8月 9日 (土) 15時44分
shinzei様
一般論のつもりの抽象が、実は現実を離れてしまっている、ということはよくあることですね。
代わりに個別の話を一般論にしてしまって、現実離れすることもしばしばあります。
投稿: OKCHAN | 2025年8月 9日 (土) 17時06分