とてもいい状態
取り寄せた『日本の歴史』(小学館)の全集が配本された。少々難あり、と注釈がついていたのに、案に相違してとてもいい状態だった。一部ラインが引かれているところもないではないが、第一巻と別巻以外はスピン(しおり代わりに使う本の紐)は抜かれもせずに元のままで、読めば読み癖で多少は巻がよじれるものだが、そういう様子はない。つまり開きもしなかった巻がほとんど、つまり新刊のようなのである。今回は大当たりだった。
第一巻は先史時代、つまり新石器時代から五世紀までの、日本にはまだ文字の記録が残されていない時代である。しかもこの巻を執筆しているのは考古学者の松木武彦氏。テレビの歴史番組などで何度か拝見したことがある。この時代の発掘品の調査研究を好奇心の塊の子供のように熱く語る姿がとても好もしく見えていたから、覚えている。この本の出だしにも、執筆についての彼の熱い思いと真摯な姿勢が感じられて、さあ読むぞ、という気にさせてくれた。
この状態なら本棚に並べておいても見栄えがするし、調べたい時にすぐに取り出せる。しかし通常の単行本よりも一回り大きくて重い。これでは旅に持ち歩くのは向いていないのが残念だ。家で読むしかない。
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