オープンマインド
小泉八雲が厳格な一神教を信じる大叔母に育てられたことでそれに反発し、日本のオープンマインドな多神教的世界に安らぎを見いだしたことはよく知られている。あるものが絶対的に正しい、という考え方をすると、それと違うものはすべて間違いであるとか悪であると考えるようになる。世界が分断されている根底にそのような考え方があるように思う。だから多様化を受け入れよう、などと言葉で言いながら、その差ばかりを言い立ててちっともオープンマインドな世界にならない。
日本的な汎神論的感性、例えば山や森や木や石やさまざまなものに魂が宿っていると考える自然に対する受け取り方が、あたかも原始的なアニミズム、遅れた迷信世界のようにいうのが進歩的だと私は思わない。心を開けばなにものかを感じることができるというのは素晴らしいことだと思っている。それが日本人の優しさ、懐の深さではないか。小泉八雲はそれを感じたのだろう。
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