今朝、溜まったゴミをマンションのゴミ集積所に持って行ったら、予報通り本格的な雨降りだった。昼頃には上がるらしいが、出かける気になれないから今日も部屋の片付けをすることにする。片付けているのか散らかしているのかわからないけれど、こういうことは突然なんとか収まって終わるものだ。それを期待して頑張ろう。
中国が南京陥落の日を記念して大々的に行事を行っているニュースを見た。そのときは、南京は中国の首都だったから、日本では戦勝を祝って提灯行列をした。戦争が一段落すると思ったけれど、結果的に日本は泥沼の中でもがくことになった。もともと始めるべきではない侵略戦争だったことは、日本もよくわかっている。南京で虐殺があったかどうか、何人が死んだのか、もう検証のしようがなくなって、だから中国がそのことで日本を非難するのを黙って聞く以外に日本人にはなすすべがない。証拠など、中国は言い分を元にいくらでも作ることにできる国だし、何を言ってもむなしい。
とはいえ、いま日本の軍国主義化を国を挙げて非難するというのは、日本人には(一部の人を除いて)理解不能であろう。日本が軍備を整えざるを得ないと、今まで軍備増強に反対だった人まで考えるようになってきたのはどうしてか。ロシアのウクライナ侵略を見たからであり、そのロシアをバックアップし、自らもアメリカと対抗できる軍備を整え、さらに増強し、東シナ海から南シナ海までを一方的に自国の領土領海だとしている中国を見ているからではないか。独立国だったチベットを一方的に自国の版図に加え、新疆ウィグル自治区では、何か恐ろしいことをすすめているらしいことは、中国国民以外はみなが知っている。
今度は沖縄はもともと中国領であると言い出した。これはかねてからの習近平の持論だそうだ。持論とは言え、今まではさすがに無理筋だとしてあまりおおっぴらにそのことを言わなかったのが、公然と言い始めた。中国は始めたら決して撤回しない。百回、または千回、または一万回言い続け、そのための行動を繰り返して、それを事実に変えてしまう国だ。その途中状態の尖閣を見ていればわかる。それにしてもその中国の言い立てに沖縄県知事は一言も言わない。まさか中国に帰属する方が米軍基地もなくなって沖縄県民にとっていいことだと思っているのではないだろうなあ。米軍基地はなくなるけれど、中国軍の基地が今以上に拡張されるのは間違いないと思うだけの想像力もないか。
中国は毛沢東時代、大躍進政策という、国を挙げての増産政策をとった。成果が上がっていないのに責任を問われないために過剰な、それも空想的な成果を報告したために、結果的に多くの産業が破綻し、天候による災害も重なって農業は壊滅的な状態となって、餓死者など二千万人とも四千万ともいう死者を出した。その責任を問われ、毛沢東は失脚状態になった。そして鄧小平などによって経済立て直しが行われた。それなのに、そのあとに中国全土を再び混迷に陥らせたのは、毛沢東が再起のために仕掛けた文化大革命だった。ここでも二千万以上の死者を出している。そういう毛沢東を理想の人物と仰ぎ、それ以上の存在になろうとしているのが習近平である。そして習近平はその毛沢東がなしえなかった台湾併合こそ、彼が毛沢東を超えたという証だと考えている。

毛沢東がそうであったように、習近平も経済などどうでも良いのである。つまり国民などどうでも良いのである。しかしそこまでして、残り少ない自分の人生にいったい何を飾りたいのだろう。天安門事件で中国の民主化を頓挫させた鄧小平は、中国の経済的発展に寄与したけれど、結果的に、最も彼が憎んでいた毛沢東の様な人物を生み出してしまった。これは中国という国の宿痾か。
そういえば文化大革命のときにそれを絶賛していたのは朝日新聞だった。そして多くの識者が、文化大革命は権力闘争である、と看破したのに、朝日新聞はそれを否定していたと私は記憶している。
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