なじみの世界に浸る
次々に山本夏彦を読み、養老孟司を読み、内田樹を読んでいる。二度三度読んだ本ばかりだから理解力は増しているし、たまに新しい発見があれば嬉しいのだが、少し読み急ぎすぎて上滑り気味になってきた。引き続き読むには読むが、並行して少し小説も読もうと思って池波正太郎の『剣客商売』のシリーズを読み始めた。番外編を含めて二十冊ほどあるが、これは単行本と文庫本の両方をそろえている。このシリーズは少なくとも五回以上読んでいて、大事にしている単行本が傷むのが惜しく、出張などのときにもかさばらない文庫本の方がいいので、両方そろえたのだ。同じ池波正太郎の『鬼平犯科帳』も両方そろえている。それと平岩弓枝の『御宿かわせみ』シリーズもそうだ。そんなことをするから本が増えすぎる。とはいえさすがに両方そろえているのはこの三シリーズのみである。
読み始めたら『剣客商売』の世界にどっぷりと浸かっている。私の脳内にすでにできあがっている登場人物や描かれる風景、その時代の情景すべてがよみがえる。そのなじみの世界は、現実世界以上に私のリアルなのだ。この次に『鬼平犯科帳』そして『御宿かわせみ』の文庫本を読んで、その文庫本は処分するつもりである。
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