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2026年1月17日 (土)

映画音楽を聴きながら

 叔父の葬儀に参列するため、明日から千葉に行く。その支度を終えたので、ぼんやりと古い映画音楽を聴いていた。音楽を元にその映画のいろいろなシーンや俳優のことを思った。西部劇の名曲では、『大砂塵』の主題歌『ジョニー・ギター』(ペギー・リー)、『帰らざる河』の主題歌『帰らざる河』(マリリン・モンロー)、それに『シェーン』の『遙かなる山の呼び声』(ビクター・ヤング作曲)などがとくに心に沁みたと同時に、さまざまなことを連想した。

 

『ジョニー・ギター』を歌ったペギー・リーは私のお気に入りの歌手で、アルバムを二枚(スタンダード・ナンバーとジャズセッションのアルバム)持っていてときどき聴く。『大砂塵』ではヒロイン役のジョーン・クロフォードが忘れられない。この人は美人と呼んでいいのかどうか分からないほどすごみのある女優で、そう思うのは『何がジェーンに起こったか?』という恐ろしい映画の印象があまりに強烈だからかもしれない。『何がジェーンに起こったか?』は、競演が名女優ベティ・ディビスで、見ないのがもったいないほどの名作だと思う。

 

『帰らざる河』のマリリン・モンローは最高である。ロバート・ミッチャムも好い。西部劇の恋愛映画といえばいえるが、激流を行くシーンは迫力満点で、ラストのハッピーエンドが幸せな気持ちにしてくれる。マリリン・モンローはこの映画と『ナイアガラ』という映画でのモンローが好きである。このラストシーンも印象的だ。

 

『シェーン』は主演のアラン・ラッドも好いけれど、敵役の黒シャツの殺し屋を演じたジャック・パランスが大好きで、ほとんど脇役だが、彼の出る映画はずいぶん見た。『残酷の沼』というカルト映画も忘れられないし、『ゲバラ』ではカストロを演じていた。その時のゲバラ役はオマー・シャリフで、二人ともピタリと役にはまっていた。後年キューバへ行く機会があって、行く気になったのはその映画が記憶にあったからだ。もちろんジャック・パランスといえば、名作映画『バクダッド・カフェ』の老画家役も忘れられない。

 

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