『私日記7』
今朝は朝から快晴で、少し溜まった洗濯物を洗濯をした。昨日するつもりだったが、用事もあったしあんまり風が強いから一日延ばしにしたのだ。本当なら梅雨の前の好天は出かけたいところだが、睡眠のリズムが狂っていて心身ともに重い感じで、本を読んだり囲碁ソフトとの対戦をしたりうつらうつらしたりして過ごす。そうして昼寝するから夜の眠りが浅くなるのだろう。昔買って忘れていた囲碁ソフトが出てきたのでそれと対戦している。棋力の設定を少しずつあげて様子を見て、いまはほぼ互角の状態である。レベルをいうと恥ずかしいので書かない。このソフトは明確に勝ち目がなくなると自ら投了する。目数の読みが正確らしく、余裕があるとわざと緩手を打ったりして、それでも私の半目負け、などということがよくある。いささか悔しい。
曾野綾子の『私日記7 飛んで行く時間は幸福の印』(海竜社)という本を読了した。名前の通り、曾野綾子の、発表を前提にした日記であるが、特にこの本を選んだのは、2009年の5月から2011年の5月までの日記だからである。最後のほうに、あの東日本大震災の曾野綾子の体験が冷静に書き残されていて、日常と非日常についての彼女の見方考え方が良く表れていたことを記憶していたから読み直したのだ。
病気や怪我や嫌なことがあるときの時間はなかなか進まない。あっという間に過ぎていく、あたかも時間が飛んで行くような時というのは幸せであることの証なのだ、というのが表題の意味である。出だしのほうにそのことが語られていて、東日本大震災はそのときには予想の外だが、結果としてそれがこの本全体にかかっている。彼女の生き方考え方が右翼的だといって、意識の高い人道主義と平和を旗印にしている人が彼女を毛嫌いし、時に批判する。多分彼女の書いたことをきちんと読んだこともそれについて考えたこともなく、たまたま断片的に引用されたものを見て一方的に怒っているのだろうと思う。わたしがそう思うのは、もしかしたら私が曾野綾子の影響を受けてしまっていて、そういう人たちから批判されるような人間であるからかもしれない。光栄である。そういう人たちの、しばしばきわめて感情的で攻撃的な言動はちっとも平和的でないと思っている。
日本人の読み書き能力が低下していることをことのほか危惧していた。同感である。
気に入った言葉
苦労で輝く人もいるし、幸福でふくよかになる人もいる。つまり人は運命を生かして使うかそうでないかなのだと思う。
« 『丘の上の本屋さん』 | トップページ | 雑感 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『悠々として急げ』(2026.09.02)
- 『良心的』(2026.09.01)
- もっと早く知っていたら・・・(2026.08.31)
- 中国関係の本(2026.08.28)
- 『生と死の考古学 縄文時代の死生観』(2026.08.27)
コメント
« 『丘の上の本屋さん』 | トップページ | 雑感 »



さっき寅さん高梁市編を見ちゃいました。昔よりずっと気持ちをいれられる、歳を取ったと言う事か? 旅役者一座、岡本茉莉 私も好みデス。
投稿: 周さん | 2026年5月30日 (土) 20時59分
周大兄様
備中松山城に一度は行きたいと思いながらついに果たせませんでした。
もう山道を登るのはしんどいからむりです。
高梁川沿いに高梁から新見、山越えして米子へ行く道もいいですねえ。
投稿: OKCHAN | 2026年5月30日 (土) 21時07分