見そびれる
本日は私の後期高齢者二年目になった日。月日の経つはやさを実感する。それもますますはやくなっていく。一昨日が娘の誕生日で、明後日が亡くなった父の誕生日だ。二日ずつで続いている。誕生日は一人で祝う。もうずいぶん久しくそうしている。それにもう祝うことでもない、ただの区切りのようなものか。
さて、昨日の続き。
徳山ダムの揖斐川水系から分かれて、坂内川という支流に沿って西行する。坂内という集落に道の駅、夜叉ヶ池の里がある。降りてみたけれど朝が早かったからまだ道の駅は開いていないし、辺りを見回しても何もない。
川のほうに降りてみる。
きれいな水が流れているけれど、それだけのこと。
水の張られた田植え前の田んぼ越しに道の駅を振り返る。
泉鏡花の『夜叉ヶ池』では夜叉ヶ池が氾濫して一帯は水没することになるが、そんなことはこの景色から想像できない。期待外れのまま再び西に向かう。途中に夜叉ヶ池まで二十キロ、という看板を見る。地図には夜叉ヶ池などどこにもないが、実際の夜叉ヶ池があるのだろうか。
山へ折れる道の角にこんな看板があった。夜叉ヶ池へ行くには登山道入口まで行って3キロ登山しなければならないのだ。いまのわたしには行くのは無理だ。確かに夜叉ヶ池があることを確認したのでそれで良しとする。
ところが写真をよく見たら、夜叉姫の館だの夜叉姫神社だのがあると地図に記されているではないか。それを見逃していた。いまさら残念がっても仕方がない。また今度行ってみることにしよう。
国道303号線は峠を下りきると余呉湖の近くの木之本に至る。途中から滋賀県である。その木之本のインターから北陸道、若狭舞鶴道と乗り継いで、小浜インターで降りる。次の目的地は鵜の瀬というところだ。鵜の瀬には何があるのか。






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