とりとめなく
病院にいる妻から看護師を通していくつか注文があった。面倒なことで、女性用のものだから私では手に負えない。娘に手伝いを頼むしかない。娘もいまいろいろ忙しいので申し訳ないことであるが、付き合ってもらうつもりだ。
久しぶりに録画していた歌舞伎を見た。『積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』ともう一本、『一谷嫩軍記(いちのたにふたつぐんき)』。『一谷・・・』の方は熊谷次郎直実にまつわる話で、その後半はあの敦盛を泣く泣く討ち取る話であって抄録であった。『・・・関扉』の方はいささか不思議な話で、中村勘九郎、七之助、尾上菊五郎が熱演していた。最終的に薄墨桜の精と大友黒主との立ち回りになっていく。語りの言葉がこちらにはあまりよくわからないから、ほとんど想像で眺めていた。字幕でもあると助かるのだが。七之助の女形はなかなか好い。勘九郎がいい役者であることを初めて知った。
NHKのドラマ、『団地の二人』の放送を毎週楽しみにしている。小林聡美は大好きだし、小泉今日子も好きである。前回の放送で、堺正章の『さらば恋人』の歌を二人が口ずさんだあとで、歌詞の最後の部分、「悪いのは僕のほうさ、君じゃない」を「悪いのは君のほうさ、僕じゃない」とつい歌いたくなる、というシーンで笑ってしまった。私もそうだからである。
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