未覚醒
夜中の二時前に腹に響くような雷鳴と稲光、続いて激しい雨音がして目が覚めてしまった。灯りを点けず、起き上がらずにしばらくじっとしていたが、もう眠れない。諦めてリビングへ行き、窓を開けて外の様子を眺めた。音の割に雨は激しくない。しばらくして雷は遠のき、雨もやんでしまった。こういう激しい気象がエスカレートすると、千葉や北陸の豪雨のようになるのだろう。東北北部でも大雨になるかもしれないと伝えていたがどうなのだろう。湯を沸かしてお茶を飲み、録画していたプライムニュースや呑み鉄旅を見たりしていた。四時過ぎにようやく眠くなったので再度就寝。つい先ほど起きた。まだ未覚醒でぼんやりしている。
窓を開け放って風を通す。朝の外気を取り入れるのは久しぶりだ。昨日は八日ぶりの猛暑日ではない日で、それ以上に久しぶりに熱帯夜でもない日だった。多少は秋に向かっているということか。昨日は用事で少し外出した。猛暑日ではないが34℃を超えていたからしばらく動いているうちに汗が噴き出した。
妻の病院の相談員に訊くと、転院受け入れ先がなかなかきまらないそうだ。短期間の受け入れというのは互いに面倒なことのようだ。本当は昨日までに転院できればすることになっていたが、転院先がきまらないということで、可能な限り引き延ばして転院せずにリハビリを続け、もとの病院へ返すという方向で進めようというのが相談員(ケースワーカー)の魂胆のように感じられた。魂胆というのは、病院としては早くリハビリを打ち切りたい意向だからだ。私としてはそう願えれば大変ありがたいので、そう伝えた。引き延ばせれば九月の半ばまでともくろんでいるようだ。そうなれば一時転院も必要がなくなる。それまでに、私の都合の悪い日を伝えた。来週か再来週にはまた忙しくなる。なんとなく見通しが立って安心した。
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